この記事のポイント
- Google、2025 年 7 月は「Pixel 6a」だけでなく「Pixel 6」「Pixel 6 Pro」に含めた「Pixel 6」シリーズに対して何らかの特別な対応を取る可能性
- 「Pixel 6」シリーズに対しては、2025 年 7 月版ソフトウェアアップデートが配信されずスキップされるか、もしくは別途遅れての配信となるか
- 「潜在的なバッテリー過熱問題」が、「Pixel 6a」だけでなく「Pixel 6」「Pixel 6 Pro」にも発生しているためと見るのが妥当
来月 2025 年 7 月に「潜在的なバッテリー過熱問題」対処のため、新しいバッテリー管理機能などを含めたソフトウェアアップデートが配信されると報じられている、Google Pixel デバイス廉価版「Pixel 6a」。
しかし 2025 年 7 月は、「Pixel 6a」だけでなく「Pixel 6」「Pixel 6 Pro」に含めた「Pixel 6」シリーズに対して、Google は何らかの特別な対応を取る可能性があります。
これは、2025 年 6 月 20 日(金)時点で判明している情報です。ごく一部のユーザーに提供されている Google Pixel デバイステスタープログラム「Android Trusted Tester」にて、基本的に毎月先行配信されるソフトウェアアップデートの 2025 年 7 月版が、現時点で「Pixel 6」シリーズのみ除外されているためにそう噂されています。
つまり、「Pixel 6」シリーズに対しては 2025 年 7 月版ソフトウェアアップデートが配信されずスキップされるか、もしくは別途遅れての配信となる可能性があります。この具体的な理由はもちろん今のところ不明ですが、「潜在的なバッテリー過熱問題」は「Pixel 6a」だけでなく、「Pixel 6」「Pixel 6 Pro」にも発生しているためと見るのが妥当と言えるでしょう。
「Pixel 6」シリーズに搭載されている Google オリジナルプロセッサ初代「Tensor」に、致命的な問題があるのかもしれません。そのため Google は、「Pixel 6」「Pixel 6 Pro」「Pixel 6a」の「Pixel 6」シリーズに対して、2025 年 7 月以降に何らかの特別な対応を取る可能性があります。
Google は、「Pixel 9」シリーズ搭載第 4 世代「Tensor G4」プロセッサまで委託してきた「Tensor」プロセッサの製造を、韓国 Samsung(サムスンファウンドリー)から世界で最も時価総額の高い半導体受託製造企業「TSMC(台湾積体電路製造)」に乗り換えています。つまり今後発表される新世代 Google Pixel デバイス「Pixel 10」シリーズでは「TSMC」製造の第 5 世代「Tensor G5」プロセッサ搭載されるわけですが、その乗り換えの理由の一つに、Samsung 製造「Tensor」にて発生する致命的な問題があるのかもしれません。
Source:Android Trusted Tester
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