この記事のポイント
- Android セキュリティ機能「Google Play プロテクト」が今後、WEB サイトをアプリのような仕様で表示できる「Progressive Web Apps(PWA)」のスキャンにも対応する模様
- 「PWA」インストール時にスキャンが行われる仕様
- 「Chrome」ブラウザの APK 生成機能「WebAPK」のスキャンにも対応する可能性
Android コンテンツストア「Google Play ストア」に実装されているセキュリティ機能「Google Play プロテクト」が今後、WEB サイトをアプリのような仕様で表示できる「Progressive Web Apps(PWA)」のスキャンにも対応する模様です。
「Google Play プロテクト」は現在、「Google Play ストア」で配信されているアプリだけではなく、APK ファイルからインストールしたいわゆる野良アプリのアプリコードベーススキャンに対応し、ユーザーを有害なアプリから守ってくれるありがたい機能に進化しています。その一方で、「PWA」対応 WEB サイトのインストールには対応していません。つまり「PWA」は現状、詐欺サイトにとって抜け穴状態となっているわけです。
しかし今後、「Google Play プロテクト」が「PWA」のスキャンにも対応する可能性があります。具体的には、「PWA」インストール時にスキャンが行われる仕様となる模様。
このほか「Google Play プロテクト」は、「Chrome」ブラウザの APK 生成機能「WebAPK」のスキャンにも対応する可能性があるとのこと。
PlayProtect__enable_gpp_install_verification_for_pwa
これは、Android 版「Google Play ストア」アプリ v46.9 のアプリ内コードから判明した情報です。Google 公式情報ではありません。とはいえ、早期展開が期待されます。
Source:Android Authority
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