この記事のポイント
- Android 版「YouTube」アプリに対して配信されたアプリバージョン v20.41.32 のアプリ内コードから、スクリーンショット権限機能に関する記述が追加されたことを確認
- 推測されることは、「YouTube」有料コンテンツを Android 版「YouTube」アプリにて表示している際にスクリーンショットやスクリーンレコードを起動した場合に、スクリーンショットやスクリーンレコードをブロックする機能展開の可能性
- アプリバージョン v20.41.32 アップデートでは逆に「API レベル 32(Android 12L)」から「API レベル 28(Android 9 Pie)」に引き下げられ、改めて Android 9 Pie 以降がサポート
最近配信されたアプリバージョン v20.40.41 にて、Android 11 以下のサポートが終了し「Android 12L」以降のサポートに更新された、Android 版「YouTube」アプリ。
その Android 版「YouTube」アプリに対し、早くもアプリバージョン v20.41.32 が配信されました。そしてそのアプリ内コードから、スクリーンショット権限機能に関する記述が追加されたことを確認しました。
<uses-permission android:name="android.permission.DETECT_SCREEN_CAPTURE"/>
この Android 版「YouTube」アプリ v20.41.32 アップデートにて追加されたスクリーンショット権限機能の実態は、まだ不明です。推測されることは、「YouTube」有料コンテンツを Android 版「YouTube」アプリにて表示している際にスクリーンショットやスクリーンレコードを起動した場合に、スクリーンショットやスクリーンレコードをブロックする機能展開の可能性です。つまり、コンテンツ保護のためのスクリーンショット権限機能追加と予想されます。
ちなみに、前回のアプリバージョン v20.40.41 にてサポートする API レベルが「API レベル 28(Android 9 Pie)」から「API レベル 32(Android 12L)」に引き上げられ、Android 11 以下のサポートが終了し「Android 12L」以降のサポートに更新された Android 版「YouTube」アプリですが、今回のアプリバージョン v20.41.32 アップデートでは逆に「API レベル 32(Android 12L)」から「API レベル 28(Android 9 Pie)」に引き下げられ、改めて Android 9 Pie 以降がサポートされました。一体なんだったのか。
- v20.41.32
<uses-sdk android:minSdkVersion="32" android:targetSdkVersion="35"/>
- v20.41.32
<uses-sdk android:minSdkVersion="28" android:targetSdkVersion="35"/>
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