この記事のポイント
- iOS / macOS 対応版「Quick Share」の仕様が、「Google Play 開発者サービス」アプリ v25.37 のアプリ内コードから判明
- Bluetooth や Wi-Fi を用いた直接的な接続によるファイルの共有ではなく、QR コードを用いたオンライン仕様のファイル共有となる模様
- Google サーバーを経由したインターネット接続でのファイル共有
昨年 2024 年 11 月頃に報じられ、そしてまだリリースされてはいないものの開発継続が確認されている、Android ファイル共有サービス「Quick Share」の iOS / macOS 対応版。
その iOS / macOS 対応版「Quick Share」の仕様が、「Google Play 開発者サービス」アプリ v25.37 のアプリ内コードから判明した模様です。そうやら、Bluetooth や Wi-Fi を用いた直接的な接続によるファイルの共有ではなく、QR コードを用いたオンライン仕様のファイル共有となる模様。
そもそも Android ファイル共有サービス「Quick Share」は、デバイス間の Bluetooth / Wi-Fi 接続によるインターネットを介さない直接接続での共有が特徴。つまり、インターネットに接続していないオフライン状態であっても無線通信でファイル共有できる点が、「Quick Share」最大の特徴です。
そしてリリースが待たれる iOS / macOS 対応版「Quick Share」ですが、「Quick Share」最大の特徴となるデバイス間直接接続でのファイル共有仕様ではなく、Google サーバーを経由したインターネット接続でのファイル共有となる模様。とはいえ、これが最終仕様となるかどうかはまだわかりません。
iOS / macOS 対応版「Quick Share」正式リリース時は、オンライン / オフラインで機能するハイブリッド仕様となる可能性もあります。そもそも「Quick Share」はすでに、2025 年 5 月頃にモバイルデータを使用するインターネットを介したファイル共有設定も登場し、オンライン / オフラインで機能するハイブリッド仕様のファイル共有サービスとはなっていますが。
Source:Android Authority
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