この記事のポイント
- ついに Android と iPhone 間による「クロスプラットフォーム eSIM 転送」が展開されるかも
- 「Android 16 QPR2 Beta 1」のソースコードや、ベータ版 iOS 26 のソースコードから明らかとなった情報
- 少なくとも Google と Apple が「クロスプラットフォーム eSIM 転送」の展開に向けて開発を進めているということは明らか
当初 iPhone に実装され、そして「Pixel 8」以降をはじめとした Android デバイスでも順次展開開始されている、 eSIM または SIM(USIM)カード情報を新たに使用する[Android デバイス B]に eSIM として転送し利用開始できる「eSIM クイック転送(eSIM 転送機能)」。
しかし Android と iPhone の「eSIM 転送機能」は現在、それぞれのプラットフォーム間でのみの機能として展開されています。がしかし、ついに Android と iPhone 間による「クロスプラットフォーム eSIM 転送」が展開されるかもしれません。
これは、Google が 2025 年 8 月 20 日(水)にリリースした、新世代 Android OS「Android 16」の四半期ごとアップデート版「Android 16 QPR」に対するベータ版第 2 弾「Android 16 QPR2」の初期リリース「Android 16 QPR2 Beta 1」のソースコードや、ベータ版 iOS 26 のソースコードから明らかとなった情報で、まだ機能的には展開はされていませんが、少なくとも Google と Apple が「クロスプラットフォーム eSIM 転送」の展開に向けて開発を進めているということは明らかです。
ただ注意しなければいけないのは、あくまでも「Android 16 QPR2 Beta 1」やベータ版 iOS 26 で判明した情報ということで、OS 全体に広く展開されるというよりは、新世代 OS からの展開となる可能性が高いということです。とはいえ、期待は高まります。
Source:Android Authority
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