この記事のポイント
- Google Pixel デバイスに今後搭載されるかもしれない、「Gboard」アプリ新機能の「Pixel Sense」と「Smart Edit」が、最新ベータ版アプリバージョン v15.5 のアプリファイルから発見
- 「Pixel Sense」は、「Gmail」「Google カレンダー」「Google Keep」「Google ToDo リスト」「連絡先」「Google メッセージ」アプリやスクリーンショットなど、使用中のアプリに基づいて役立つ詳細情報を検出し、その検出された情報を素早く共有できるようになる機能
- 「Smart Edit」は「音声文字入力」の進化版で、簡単に単語を追加 / 削除 / 置換が可能
新世代 Google Pixel デバイス「Pixel 10」シリーズをはじめとした Google Pixel デバイスに今後搭載されるかもしれない、Google キーボードアプリ「Gboard」の新機能「Pixel Sense」と「Smart Edit」が、最新ベータ版アプリバージョン v15.5 のアプリファイルから発見された模様です。
「Pixel Sense」は、もともと「Magic Cue」としてその存在が確認されていた機能で、「Gmail」「Google カレンダー」「Google Keep」「Google ToDo リスト」「連絡先」「Google メッセージ」アプリやスクリーンショットなど、使用中のアプリに基づいて役立つ詳細情報を検出し、その検出された情報を素早く共有できるようになる機能です。たとえば家族や友人とのメッセージのやり取りの中で、相手側がフライト情報を尋ねてきた場合に、「Gmail」のフライト予約メールから情報が検出されて貼り付け候補としてフライト情報が表示され、簡単にそのフライト情報をメッセージ貼り付けることができるようになります。
つまり、情報をわざわざ探したり検索する必要がなくなるわけです。このほかにも、別のアプリでタスクを完了する必要がある場合、「Pixel Sense」がそのタスクへのリンクを表示してくれるなど、「Pixel Sense」は必要に応じて様々な機能を提供してくれる模様。
「Pixel Sense」で検出される情報は、クラウドへのデータ同期などもされずしっかりと保護された上で安全に取り扱われます。また勝手に情報が共有されることはなく、あくまでもユーザーが共有を選択しない限り共有されることはありません。
一方「Smart Edit」は、「音声文字入力」の進化版です。「音声文字入力」にて、簡単に単語を追加 / 削除 / 置換と、現在の「Gboard」アプリではできない音声操作ができるようになります。
「Pixel Sense」と「Smart Edit」まだ「Gboard」アプリ内部から発見された機能で、Google が正式発表したものではありません。とはいえ、新世代 Google Pixel デバイス「Pixel 10」シリーズをはじめとした Google Pixel デバイスへの展開が期待されます。
Source:9to5google
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