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Android「Google Play ストア」内部ロールバック処理強化(v48.1)

  • Android アプリストア「Google Play ストア」アプリに対して配信されたアプリバージョン v48.1 アップデートにて、内部処理機能が強化された模様
  • 独自調査の結果、アプリ内部コードからロールバック処理機能の強化内容を発見
  • 複数アプリに対するロールバック処理(MultiRollbackCompletionReceiver)の適用が可能に

Android アプリストア「Google Play ストア」アプリに対し、2025 年 9 月 29 日(月)前後にアプリバージョン v48.1(バージョン:48.1.28-31 [0] [PR] 811267161)アップデートが配信開始されました。

この Android 版「Google Play ストア」アプリ v48.1 アップデートでは、最近インストールされたアプリに関する通知が改善、保護を無効化して悪用されることを防ぐために UI 改善、アプリやコンテンツをより効果的に紹介する新しい編集ページ形式の導入、「コミック」タブ内の新しいセクションにおける最新マンガリリース情報一か所表示といった、4 つの新機能が展開。結構盛りだくさんな内容です。

しかしこれだけではなく、内部処理機能も強化された模様です。当サイト独自調査の結果、Android 版「Google Play ストア」アプリ v48.1 の内部コードから、ロールバック処理機能の強化内容を発見したので紹介させていただきます。

そもそも Android 版「Google Play ストア」アプリのロールバック処理機能は、配信されている最新版アプリ適用後に致命的な不具合が発生した場合など、「Google Play ストア」システム側でその致命的な不具合が発生した最新版アプリを判断し、自動的に前回のアプリバージョンに戻す内部的な緊急措置機能です。この Android 版「Google Play ストア」アプリのロールバック処理機能は、これまでは単純に 1 アプリ毎(RollbackReceiver)の適用だったのですが、v48.1 アップデートにて複数アプリに対するロールバック処理(MultiRollbackCompletionReceiver)の適用が可能になり、機能自体が強化されました。

  • v48.0 以前
<receiver android:name="com.google.android.finsky.rollbackmanager.RollbackReceiver" android:exported="false"/>
  • v48.1 アップデート後
<receiver android:name="com.google.android.finsky.rollbackmanager.receiver.MultiRollbackCompletionReceiver" android:exported="false"/>

そうはいっても Android 版「Google Play ストア」アプリのロールバック処理機能は内部的な機能で、ユーザーが意図的に実行できる機能ではありません。なので一般のユーザーとしては気に掛ける必要もない内容ではありますが、Android 版「Google Play ストア」アプリないしはアプリ全体や Android システムの安定性と信頼性を向上させるための重要な内部的改善であることは間違いありません。

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