この記事のポイント
- Google はまだ、iOS / macOS に対応する「Quick Share」の開発を継続している模様
- Android 版「Google Play 開発者サービス」アプリに対して配信された、アプリバージョン v25.34(バージョン:25.34.31 (260400-797487779))アップデートのアプリ内コードから判明
- 察するに、Google アカウントでログインする仕様の iOS 版「Quick Share」アプリが新たにリリースされ、そして Android の「Quick Share」との相互ファイル共有が実現
昨年後半の 2024 年 11 月、iOS / macOS との共有に対応するファイル共有サービス「Quick Share」の開発に Google が取り組んでいるという情報が報じられました。
そこから長らく音沙汰がなかったわけですが、Google はまだ、iOS / macOS に対応する「Quick Share」の開発を継続している模様です。これは、2025 年 8 月 22 日(金)前後に Android 版「Google Play 開発者サービス」アプリに対して配信された、アプリバージョン v25.34(バージョン:25.34.31 (260400-797487779))アップデートのアプリ内コードから判明した情報です。
それによると、Android 版「Google Play 開発者サービス」アプリ v25.34 のアプリ内コードより、アプリ画面に表示されるメッセージ情報 “ファイルをiPhoneやその他のデバイスと共有するには、まずサインインしてください” が見つかったとのこと。この内容から察するに、Google アカウントでログインする仕様の iOS 版「Quick Share」アプリが新たにリリースされ、そして Android の「Quick Share」との相互ファイル共有が実現することが考えられます。
<string name="sharing_qr_code_cloud_sign_in_dialog_content">To share end-to-end encrypted files with iPhone and other devices, first sign in</string>
<string name="sharing_qr_code_cloud_sign_in_dialog_title">Sign in to share</string>
ちなみに昨年報じられた、iOS / macOS との共有に対応するファイル共有サービス「Quick Share」の開発は、Google エンジニアがソフトウェア開発のプラットフォーム「GitHub」で公開している Nearby リポジトリにて、iOS / macOS に特化した「Quick Share」関連の不具合修正を導入したことで浮上。今回はさらに Android 版「Google Play 開発者サービス」アプリのアプリ内コードから関連情報が見つかったということで、さらに開発が進んでいることがうかがえます。
Source:Android Authority
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